マルモのおきて 第4話の動画配信とあらすじ・ネタバレ感想！普通ってなに？

この記事では、マルモのおきて第4話を無料で視聴することも可能なおすすめVODサービスの配信情報～登場人物の紹介やあらすじ・ネタバレ感想までまとめてご紹介いたします。

第4話「マルモがいない夜に大事件」

高木護(阿部サダヲ)の何気ない注意を信じた笹倉友樹(鈴木福)が、大変なことに！？

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マルモのおきて 第4話のあらすじ

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— カンテレ (@kantele) 2020年3月10日

第4話「マルモがいない夜に大事件」

高木護(阿部サダヲ)が勤務するあけぼの文具では、作ったチラシが栃木の会社と同じキャッチコピーだったことがわかり大問題になっていました。

護は上司の鮫島勇三(伊武雅刀)から出張して謝罪してくるように言われて、なぜお客様相談室の自分が行くのかと一瞬思いましたが、同行するのが牧村かな(滝沢沙織)だと知るとウキウキしてしまいます。

夜になって帰宅すると、笹倉薫(芦田愛菜)と笹倉友樹(鈴木福)は学校での護に報告。係決めでうっかり手を上げて花係になってしまった友樹に対て護は、水ばかりあげても花は枯れてしまうと注意します。

それを聞いてビビってしまった友樹に対し、花が育つためにと適当な呪文を教えたのですが…

そして翌日、出張に行った護でしたが、栃木の会社の社長は会ってくれようともせず相当怒っている様子。これは長期戦になりそうだと覚悟します。

その頃子どもたちは、学校でちょっとした言い合いが起こっていました。
家族をテーマに描いた薫と友樹の絵を見たクラスメートが、両親がいないのは変だと言うのです。

その騒ぎを止めようとした担任の杉下秀夫(六角慎司)は、2人はかわいそうだから仲良くしてあげなさいと言い聞かせ…

それがさらに問題を起こすことになります。

マルモのおきて 第4話のネタバレ感想

※ここからはネタバレにご注意ください。

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今回のストーリーは、悪気がない行動の怖さが表現されている内容だと思いました。そして、普通って何？と考えさせられるお話でもあります。

護の会社のミスにより他社が被害を被り、担任のちょっとした発言で薫と友樹が傷つき、護の軽く言った言葉によって友樹が風邪を引いて寝込んでしまいます。

まず護の仕事の話では、あけぼの文具がチラシを作り、長年そのコピーを使っている他社に迷惑をかけてしまいます。

その栃木の会社の方が小さい会社というのもあって、パクったとか中傷されたり、説明しても信じてもらえないなど、被害を被ることになったわけです。

真面目に仕事をしていただけなのに、その仕事の甘さが他社に被害を与えたということですね。仕事となれば、いくら悪気がなかったとは言え、許されるものではありません。相手はずっとそのコピーを使っていたそうですから…

護は牧村かなとともに謝罪に行くわけですが、まったく相手にされませんでした。
地方の小さな会社ということでしたけど、そういう会社は信用がとにかく重要なわけで、大手のあけぼの文具のコピーをパクったと疑われたことは、相当のダメージだったはずです。一度落ちてしまった信用を取り戻すのは相当大変ですから。

それでも最終的に許してもらえたのは、護たちがどうのってことよりも相手の社長さんの懐が深かったということでしょう。

一方で、まるっきり違う話のようで同じだ～と思ったのが、小学校でのもめ事。
入学したばかりの子どもたちが集まっているので、薫と友樹の絵に他人が描いてあるということから、両親がいないのは変だという話になってしまいます。

問題なのは、言いたい放題している子どもたちよりも、担任教師ですね。
彼が、両親がいなくてかわいそうだからとセリフを言った時には、それはもうびっくりしました。

笹倉さんたちはな、ご両親がいなくて大変なんだ。
かわいそうだろう。

みんなだって、パパやママがいなくなったらつらいだろう？
だから、みんな笹倉さんたちと友達になってくれ。
仲良くするんだ。いいな。

先生は、いい事言ったつもりなんでしょうね…

確かに父親が亡くなって悲しいし寂しいでしょうが、今は護とともに幸せな日々を過ごしているわけですよ。それをよく知りもしないでかわいそうとか言わないでって感じですよね。

だけど、この担任の谷口先生って、悪い人ではありません。

まったく悪気がなかったことは、谷口先生が学校で会ったことを報告しに家までやってきて、大家さんと話していた様子からもよくわかります。

彼は、本当に真面目に双子たちのことをサポートしようと思っているんですよ。
ただ、ちょっと経験が足りないんですよね。

そして私の大好きなシーンが！！
大家さんが、自分が言うべき立場ではないけれどと恐縮しながら、先生に言言ってくれちゃいます！！

先生のそういう態度がさ、
余計にあの子達傷つけてるんじゃないかな
（中略）
わかってる…
それはわかってるし…

先生が気になって様子を見に来てくれたっていうのも嬉しいんだ

けどね、かわいそうって思うこと自体が間違ってんだよ
だから、もっと普通にね、接してやってくんねぇかな、あの子達と。

特別じゃなくてさ。
普通に。

この言葉を聞いた時の谷口先生の表情…

う～～ん…
これはまるっきりわかってなかったですね。
「はっ！！」とかしなかったし。

はぁ…って顔していましたから、まだイマイチわかっていないんですよ。

自分が言われている意味をすぐ理解できたのであれば、あぁなんてことを言ってしまったんだって反応になると思うのだけど、そんなのもなかったですから、先生も子供と一緒に成長してくださいって感じでした。

そして後半は、護の軽い気持ちで言った言葉によって友樹が具合悪くなるお話。
これも、護の甘さがたっぷり出てました。

この場合、かけた言葉は悪くなかったと思うんですよ。
友樹は花に水をあげすぎそうですし、その結果枯れてしまいますからね。
ただ、言葉足らずだった！

その結果、雨が降って花が枯れてしまうと思った友樹が、こっそり学校に行って、花に傘をさしてあげるわけです。そして熱を出してしまいます。

しかし、ここで一番甘いと思ったのは、護が小学生の子どもふたりを置いているのに、好きな相手との食事を優先しようとしたことでしょう。
出張の目的だった仕事が終わったのであれば、サッサと帰宅するのが子供を引き取った責任ってものでは？

担任教師と同じように、護もまだまだ成長が必要ですね！

マルモのおきて 第4話の情報まとめ

今回のストーリーの3つのトラブルは、深く考えもせずにやってしまったこと・言ってしまったことが原因でした。

そして、ここから回をまたいで描かれていくのが、「家族」というテーマですね。

護と自分たちは家族ではないのか？不安を感じたり、家族ってなんだろうと考えることが多くなってきます。

▼まとめページと次回第5話の記事もご覧くださいね。

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