ハケンの品格 第4話の動画配信とあらすじ・ネタバレ感想!仕事の責任とお時給

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ハケンの品格 第4話の動画配信とあらすじ・ネタバレ感想!仕事の責任とお時給

ハケンの品格 第4話の動画配信とあらすじ・ネタバレ感想!仕事の責任とお時給

この記事では、篠原涼子主演ドラマ「ハケンの品格」第4話の動画配信情報やあらすじ・ネタバレ感想レビューをまとめています。

第4話「悲しい恋とお時給」

大前春子(篠原涼子)にキスをしてから意識しまくっている東海林武(大泉洋)と、初の給料が少なくてショックだった森美雪(加藤あい)によって、新な問題が!

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ハケンの品格 第4話のあらすじ

第4話「悲しい恋とお時給」

バス停で大前春子(篠原涼子)にキスをしてしまった東海林武(大泉洋)は、その後春子のことが気になってしかたがないのですが、春子本人はいたっていつもどおり。

そして、携帯電話の番号も渡したはずなのに、連絡もありません。

一方、もうひとりがっかりしている人が…
それは、森美雪(加藤あい)でした。

楽しみにしていた初めての給料があまりにも少なかったからです。
家賃と光熱費を払ってしまうとほとんど残らなくなってしまうため、困ってしまいます。

すると、同じ派遣社員から他の派遣会社にも登録しておいたらどうかと勧められます。そしてすぐに登録し、今より時給の良い受付の仕事の面談を受けられるようになりました。

仕事を休まないと面談に行けないため、みんなやっていると聞いたことから、ズル休みをする美雪。

一方春子は、ロシア企業との交渉をまかされた東海林の秘書役として、商談の席に同行することになりました。

モスクワ駐在経験がある東海林は、お得意のロシア語で春子に良いところを見せようとするわけです。

しかし、なかなかロシア人バイヤーは納得してくれず、商談は進みません。
しかも、東海林の方が押されている状態。

すると、就業時間が終わるのに商談は終わらないことにイライラしていた春子が急にロシア語で口出しを始めてしまい、見事に契約を成功させてしまいます。

そんな春子に対し、その夜ふたりきりで話しをしようとした東海林は、そこでもまた空回りしてしまい…

ハケンの品格 第4話のネタバレ感想

※ここからはネタバレにご注意ください。

出だしは、前回のことを振り返ったあとに、森美雪が初給料を楽しみにしていることや、社員が平日の披露宴で不在にしており、春子が乱入するシーンから始まります。

仕事というよりも、恋のお話と派遣という仕事の現状が描かれているって感じですね。

まず、この出だしの披露宴シーンは笑いましたね。

派遣社員だと知らなかった新郎の親が、披露宴中だというのに新婦が派遣社員だと知って反対しだすとか…さすがに当日にこんなことはあり得ないと思いつつも、派遣だからと見下して結婚反対されるのはあった時代だよな~などと思って見ていました。

今の時代だと、いつどんな大手会社の正社員であってもリストラされることがあるわけで、「安定」などというものはなくなってしまいましたけど、まだこの作品の放送当時は「安定」にこだわる風潮はかなり強く残っていたんですよ。

だから、福利厚生やボーナスなどのない派遣は、不安定な仕事だとして実際に嫌がる人も多くいました。だから、この作品ができたんでしょうけど。

この不安定さの理由のひとつである給料の問題で、美雪のやらかしたこととつながっていきます。そして今回、美雪と比較されるのが春子です。

春子と美雪では比較の対象にもならないでしょうと思いますが、仕事に対する責任感が甘くすぐ人に頼ろうとする彼女が、自分とはまったく違う春子の行動を見て彼女の過去も知り、自分の甘さを自覚します。

東海林との恋のシーンもからませながら、この時給や仕事への責任の内容が今回のメインだと言えるでしょう。

まず、春子の潔さが描かれていますね。

この披露宴のシーンのすぐあとに、部長である桐島敏郎(松方弘樹)から、春子は契約の期間延長をお願いされます。契約時に延長しないという約束でしたから当然春子は断りますが、桐島部長は正社員の登用も考えている・いい話だろうと言うんですけど…

部長は、正社員になるなら喜ぶだろうとか思っていたんでしょうね。
あっさり奴隷のように会社にしばられるのは勘弁だと、断られてびっくりしていました。

これだけ派遣社員が見下されている時代の中で、あえて派遣の道を選んで正社員という安定している道を拒絶する春子。正社員になれば見下されることもないし、お給料だって普通の派遣社員なら大幅アップされて喜ぶところでしょう。

しかし、そんなことに見向きもせずに、自分の信念と道を進んでいく春子はかっこいい!!

そして、そこから美雪の優柔不断であれこれ流されるお話からまたまたとんだミスをするお話へとつながっていきます。

美雪が初めてのお給料は103,200円。
家賃と光熱費を払ったら次のお給料まで生活がもたないというのも納得です。

だけど、最初から時給ってわかっていたわけですよね。
この回は1月分のお給料をもらうという設定なので、年末年始の休暇や祝日などで稼働時間も少なくなるから、お給料が少ないということはわかるはず。

しかし、そういうことは考えていなかったんですよね、彼女は。
そしてどうしたのかというと、すぐに春子にお金を借りようと頼むんですよ。

あり得ない!!
仕事の付き合いしかなく、出会ってまだたいした日数もたっていない人に対してお金を借りようって発想がもうわかりません。

そして、ここからはまたトラブルの元になっていく流れへ。
とはいえ、美雪だけが悪いってわけでもありません。
東海林の春子への恋ごころと、美雪の仕事に対する考えの甘さから、起きる問題でした。

まず美雪は、ロシアとの商談準備でバタバタしている最中に、資料をひっくりかえしてしまいます。そしてその際に、大事な契約書類1枚を他の古い資料に混在させてロッカーに入れてしまいます。しかも、そのロッカーの鍵をまた戻し忘れて持ち帰ってしまうんですよ。

さらに、お金がないことから他の派遣会社に登録をし、仕事をズル休みして面談へ。

一方東海林は、ロシアとの商談で春子にいいところを見せようとしますが難航。
結局、終業時刻になりそうなのにもたもた話がまとまらず、イラツイた春子が口を出して一気に契約をまとめてしまい、東海林は空回り。

その夜、お礼と称して春子のいる店に行った東海林は、寒い中外に連れ出して気持ちを聞いたものの相手にされず…ふたりとも風邪を引いてしまいます。

そして問題の日。
東海林は風邪で会社を休み、美雪は面談のためにズル休み。

39度という光熱を出した春子は契約している限りしっかり働こうと無理して出社して、いつもどおりに働きます。

すると、商談相手のロシア側が急に帰国するために契約書を受け取りにくると言い出し、東海林も美雪も休んでいるため、契約書の1枚が足りなくて大変なことに…

毎度のことながら、颯爽と春子が美雪の元へ鍵を取りに行って、事なきを得ます。

ここまでのストーリーを見ていると、仕事の責任ってなんだろうって考えますね。
それはもう、正社員とか派遣社員とか関係ありません。

熱を出してしまった春子を送っていった時の、「カンタンテ」のママ・天谷眉子(白川由美)のセリフは良かったです。

なんで今のような派遣になれたと思う?
この子ね、一度も約束をやぶったことがないの

そして、春子が時給600円の仕事から始めたことや、どんなにつらい派遣先の仕事でも決して逃げ出さずに契約が終了するまではやり遂げたことを話してくれました。

働くことを条件にお金をもらっている以上、それをこなすことが基本中の基本ですから、自分の時給のことしか考えずに「みんなやっていることだから」とズル休みをした美雪のような行動をしていたら、何年派遣を続けていても春子のようにはなれないってことですね。

スーパー派遣社員で時給3,500円もとる春子だって、最初からスーパー派遣社員ではなく、コツコツと努力を積み重ねた結果が、今の彼女なのだとわかって、なんだか勇気がもらえます。どんな仕事でも努力を積み重ねることは大切ですからね。

そして、目の前で熱で倒れた春子を見てズル休みをした美雪もまた、このことでまたひとつ成長できたようで良かったです。

東海林はね…
かわいそうにって感じです。あまりにも空回りしすぎて…

というか、自分の気持ちをはっきり伝えもしないのに、どう思ってる?とか相手の出方ばっかり気にして、子どもか!?って思いました。

ハケンの品格 第4話の情報まとめ

高熱を出しながら仕事をしている春子は、小さなミスをしたりうとうとしたりと、いつもとはやはり違ってましたけど、なんだか可愛いですね。

「あたしとしたことが…」って言うのは初めてだったと思うのですが、今後も時々このセリフを聞くことになってきます。

今回は体の不調でのうっかりでしたけど、どんなことでこのセリフを言うのか…
チェックしながら見ると面白いですよ。

▼まとめページと次回第5話の記事もご覧くださいね。


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