Dr.コトー診療所2006(10話)の動画配信・あらすじ＆ネタバレ感想！コトーへの不信感

Dr.コトー診療所2006(2期)10話の動画配信情報とあらすじ・ネタバレ感想をご紹介します。

第10話「失われた信頼」

とうとう彩佳(柴咲コウ)が、父・正一(小林薫)へ病気のことを伝えます。それを聞いた正一は、何も言ってくれなかったコトー(吉岡秀隆)に不信感を！？

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Dr.コトー診療所2006(2期)10話のあらすじ

乳がんのため、家族には内緒で東京で治療をしている星野彩佳(柴咲コウ)は、コトー(吉岡秀隆)から言われたこともあって、とうとう父親に本当のことを話す決心をします。

そして、コトーの元に送られてきた彩佳からの手紙には、父・星野正一(小林薫)への手紙も同封されていました。
コトーからその手紙を受け取って初めて娘の病気のことを知った正一は、ショックを受けて取り乱してしまいます。

その後、彩佳もまたショックを受けることに…
それは、担当医師である鳴海慧(堺雅人)から術式を聞いたことで、後遺症が残れば看護師として働けない可能性が出てきたからです。

看護師の仕事だけは続けたい彩佳は、鳴海にその不安について話をしますが、まったく聞く耳を持ってくれません。

重い気分でアパートに帰ると、そこには父・正一の姿が…
翌日ふたりは、病院で説明を聞き、手術をお願いしたものの、正一はどうしても鳴海の説明に釈然としません。

そして、今更ながら島で治療はできないのかと彩佳に言い出したため、ふたりは口論となり、彩佳は激昂してしまいます。

Dr.コトー診療所2006(2期)10話のネタバレ感想

彩佳の両親が、とうとう娘の病気のことを知ってしまうお話でしたが、親子それぞれの気持ちがわかるためになんだか複雑な気分ですね。

最初は、コトーから手紙を渡されたシーンから始まります。
この時の正一は、病気のショックはもちろん、コトーがずっと知りながら黙っていたことにもショックを受けていました。

今回のタイトルは「失われた信頼」ですが、このことですね。
これまでのストーリーを見ているユーザーからすると、コトーが彩佳に話すことを進めていることも、星野夫婦に黙っていることに罪悪感を持っていることも見てきましたから、正一の行動にはイラッとするでしょう。

まるでコトーが悪者のような言い方してましたからね。
しかし、命がかかっている病気なのに何も言ってもらえなかった親の心情としては理解できるものがあります。

特に、鳴海から手術の説明を受けたシーンは、共感もてるはず。
正一が完治するのか？という質問に対して、生存率は7～8割という言い方をしていましたから。

親からしたら、安心感がほしいですからね。7～8割というなら、再発の可能性もないとは言えないけれど大丈夫でしょうとか言ってほしいものです。

鳴海は、決して悪い医師ではないのですが、患者に余計な期待をさせないためにも、主観的な物言いはしないんですよ。

数値から読み取れる客観的なことしか言わないために、それがより正一に不信感を与え、不安にさせてしまいました。

このことがあって、さらに正一の脆い性格があらわになっていきます。やっと覚悟を決めたことを正一がまた後からグズグズ言い出すので、彩佳はキレてしまいます。そうなるのがわかっていたから、言うのが嫌だったのだと…

娘はあれだけ気丈にがんばっていて、コトーの前では泣こうとしないのに、父親はいつまでも煮えきらない態度が多い正一。
まぁ、心配だからこそってことですが…

それに対して、母・昌代(朝加真由美)は強かった！
星野家の女性陣は強い(笑)

心配も動揺もしているはずなのに、それを見せようとはせずに周りに対しての気配りを忘れません。正一とは大違い。
コトーを責めることはなく、「辛かったね、先生」と、たどたどしい言葉で伝えていました。

これで、コトーもまた覚悟をしたわけです。
そして、診療所を三上医師にまかせて、彩佳の手術をするために東京の病院へ向かいます。

Dr.コトー診療所2006(2期)10話の情報まとめ

最後は、コトーが病院で彩佳と再会し、そこに鳴海医師が現れたシーンで終わります。

この鳴海医師の存在が、重要ポイントですね。
今までのストーリーの中でも、悪い人ではないということはわかっていました。コマメに彩佳のことを報告してくれたり、一見冷たい印象の中でも何一つ文句を言わずに対応してくれていましたから。

そして今回の生存率発言では、間違ったことは言っていないけれど、ちょっと冷たくない？という印象を持った方もいるでしょう。

実際はどうなのか、次回最終回ですべてがわかります。

▼まとめページと次回最終回：第11話の記事もご覧くださいね。

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