夜明け告げるルーのうたの配信情報&ネタバレ感想!人魚のルーが激カワ | VOD動画配信サービス比較

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夜明け告げるルーのうたの配信情報&ネタバレ感想!人魚のルーが激カワ

夜明け告げるルーのうたの配信情報&ネタバレ感想!人魚のルーが激カワ

夜明け告げるルーのうたは、数々の受賞歴がある湯浅政明監督の長編アニメーション映画です。2017年5月19日劇場公開されました。

世界での大きなアニメーション映画祭などで最高賞を受賞して話題になった作品ですね。

  • 2017年アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門クリスタル賞(最高賞)
  • 毎日映画コンクール大藤信郎賞
  • 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞

今回は、夜明け告げるルーのうたをお得に視聴できるVOD動画配信サイトと、作品の登場人物・あらすじ・ネタバレ感想などの情報もご紹介します。

夜明け告げるルーのうたのお得な動画視聴方法

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※本作品の配信情報は2020年9月時点のものです。
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登場人物・キャスト

ルー:CV.谷花音

足元カイ:CV.下田翔大

海老名遊歩:CV.寿美菜子

国夫:CV.斉藤壮馬

ルーのパパ:CV.篠原信一

カイの父・照夫:CV.鈴村健一

カイの祖父:CV.柄本明

わん魚:CV.新谷真弓

伊佐木:CV.伊藤静

夜明け告げるルーのうたのあらすじ

寂れた漁港・日無町(ひなしちょう)で父・祖父と暮らしている中学3年生の足元カイ。
両親の離婚で父の実家で暮らすようになったため、両親に対する複雑な想いを誰にも言えず、感情を表さずに後ろ向きの学校生活を送っていました。

唯一心の拠り所にしていたのは、自作の打ち込みを動画投稿サイトにアップすることでしたが、それがきっかけでクラスメイトの遊歩と国夫にバンド「セイレーン」に誘われることになります。

カイは、人魚島で練習するという話を聞いて一緒に参加することに…
この町には人魚伝説があって、彼は人魚に興味があったからです。

そして、セイレーンの演奏に合わせてどこからか歌声が!?

その後帰り際に密漁をみかけてしまったことから、スマホを海に落としてしまったカイでしたが、その夜人魚の少女・ルーがスマホを届けに来た!!あの歌声はルーだった!!

歌って踊るのが大好きなルー。
カイは、そんなルーと交流するようになり、だんだん明るくよく話すようになっていきます。

しかし、この日無町では、人魚は災いをもたらす存在だと言われています。
そして、ルーの存在がバレてしまい、町の活性化のために利用しようとする人達や人魚を排除しようとする人達が…

その結果、町に最大の危機が訪れてしまいます。

夜明け告げるルーのうたのネタバレ感想

※ここからはネタバレにご注意ください。

この作品を観た時に一番最初に感じたのは、不思議な作品ってことでした。

人魚が主人公となると、崖の上のポニョが頭によぎったのですが、まるっきり雰囲気も何もかも初めて見るという感覚で、なんだか心に刺さるものがありましたね。

この作品の主軸となるのは、「14歳の少年による心の解放劇」
そして、キャッチコピーは「君の”好き”は、僕を変える」だそうです。

つまり、鬱屈してしまっているカイが、ルーと音楽との出会いによって変わっていくというストーリー。

カラフルな色合いと、音楽とダンスによる楽しい雰囲気。
普通にそれだけでも楽しいです。

その中に、14歳の少年の心の悩みから、父親・祖父のそれぞれの悩み、さらには、人間のずる賢く汚い部分や人を疑うことをしようとしない生物など、様々なことが描かれています。

普通に楽しい雰囲気を子どもが楽しむという作品でありながら、実は大人も色々と考えさせられる作品ですね。

モロにそんなことあり得ない!アニメの話でしょって思うのに、なぜかリアルにどこにでもありそうなストーリーでもあるんですよ。

前半は、ルーとカイの交流が描かれています。

ルーは音楽がなると尾びれが足になるので、人間のように歩いたり踊れます。

そして、どこにでも水を呼ぶことができるため、野犬や捨て犬が収容された施設に海水を召還させて犬を解放し、片っ端から噛み付いて犬魚にしてしまったり…これは、処分されてしまう前に、人魚の仲間にして一緒に暮らそうという行動ですね。

実際、人魚は何も悪さをしないのだけど、この町では災いが起こる不吉なものという認識があり、カイの祖父もまた人魚に自分の母親が食われたと言っているぐらい。
この誤解は最後にとけますよ。

そして、中盤近くなってくると、せっかく心を開いて明るくなってきたカイの心がまた閉ざしてしまうような出来事が起こります。セイレーンが町の「灯篭祭」で演奏をすることになったところから状況が変わってくるんですよ。

国夫が提案して、ルーをボーカルにさせようとしたのがきっかけ。
遊歩が歌がヘタだから…

クーラーボックスに待機させていたところ、自分で音楽を鳴らして踊りだしてしまうルー。音楽が止まって足が人魚状態になってしまった一瞬を町民たちが見て、SNSでも拡散されてしまい、人魚騒動が起こってしまうのです。

そこからは、人間の勝手なところが色々と描かれてきますね。
町を活性化させたいがために、人魚のルーを利用しようとする大人。
不審なことが色々起こるのは人魚のせいだからと、排除しようとする大人。

町内会長である遊歩の祖父は、人魚ランドを再会してもっともルーを利用しようとしている人ではありますが、カイの父と同じで人魚に対する理解もあり、最終的には助けようとふたりも手伝ってくれます。

しかし、遊歩の父は逆。
遊歩が嫉妬心でつぶやいたことを信じて、親バカの父親はルーに光を当てて消してしまおうとしたり…

それに対して、ルーやルーのパパは、決して人間を恨もうとすることもなく、最後まで人間を守ろうとしてくれます。

自分たちの欲望や恐怖感によって、利用しようとしたり排除しようとする人間。
それに対して、過去の人魚に食べられたという証言の内容も含めて、ずっと人々を守ってきていた人魚たち。

この対比が、妙にリアルに感じますね。
またカイや遊歩・国夫の悩みや、自己中で甘い行動なども中学生ならではのリアルな姿。

そしてこういう状況の中で、カイは父親との確執やこの町のことなど、今まで心を閉ざしていた悩みや原因をひとつずつクリアしていきます。

まさに、作品のタイトルどおり、ルーがカイの夜明けを告げて明るい未来を見せてくれたようです。

最後は、えっこれで終わり???って感じで、あっさりルーとは離れ離れになってしまいますが、明るく変わったカイの将来の話などを聞くと、いつかルーに会いに行くのかな~と思えて、奥深いって思いました。

見る度に、色々と考えさせられる作品ですが、ポップなカラーと楽しいダンスシーンなどで、子どもから大人まで楽しめるような作品になっています。

夜明け告げるルーのうたの情報まとめ

描写の仕方も面白いと思う部分が多くて、楽しめます。

ルーがとにかく可愛い!
ぜひ、観てくださいね。

この作品はU-NEXTで観ることをおすすめします。
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